創設者 矢田貝 栄治

広島市立大学国際学部4年(休学)

『学生国際支援』と『広島』の限界を越える。 

  

上の文章は、僕が常に意識している文章です。

 

 

まず、学生国際支援について。

日本の学生が行う国際支援活動は、

次のステップに向かうべきだと確信しています。

 

 

「途上国のスラムで過ごす人々の生活は笑顔に溢れている。

僕達、先進国の人々がその生活に介入する必要はあるのか?」

 

「募金活動やチャリティーイベント、スタディーツアーを通して、

国際協力をやったフリになっているのではないか?」

 

 

これらの答えについては、まだまだ日本の学生が持てていない観点です。

しかし、日本の学生が持つべき観点です。

 

「本質」を捉え、「学生の最大値」を求め、行動する。

目を背けがちなテーマとも徹底的に向き合う。

「学生団体」ではなく、「実社会の1団体であること」を意識する。

 

私達FESTは、日本の国際協力団体・NGOの中で唯一の場所であることを約束します。

 

 

 

次に、広島の限界を越えること について。

広島は全国有数の学生都市であるにも関わらず、

国際平和文化都市であるにも関わらず、

その能力を十分に発揮できていません。

 

関東・関西・そして世界を意識した広島へ。

その為には、今以上に学生が繋がり合い、活動して行かなければならない、

と私は強く感じています。

 

その為にも、FESTだけで活動するという意識ではなく、

広島・そして全国の学生と共に活動するという意識をFESTでは持ち続けます。

 

 

 

最後に、勝手ながら僕の好きな歌の歌詞を一部を紹介させて頂きます。

 

 

「高ければ高い壁の方が、登った時気持ちいいもんだ」

(Mr.children/終わりなき旅)

 

 

目の前に壁があるとしたら

その壁は高いかもしれない。

今の力では越えられないかもしれない。

もはや、その壁は越えるべきでないかもしれない。

 

でも、どうせ挑むのなら、

思いっきり高い壁に挑むべきだと思うのです。

 

立ち上がってまだ1年も満たない団体ですが、

5年後、10年後を見据えた活動を計画中です。

応援・ご協力よろしくお願いします。

 

 

 
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矢田貝 栄治(やたがい えいじ)
 FEST-HIROSHIMA代表。
1992年生まれ。
入学直後、東日本大震災のボランティアに参加。
FEST-TOKYOが現在フィリピン・セブ島で行っている
スラム開発事業に参加後、
2012年10月にFEST-HIROSHIMAを設立。
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